20代で高級ブランドの服を買うって、ぶっちゃけ勇気いるよね。わたしも最初、CHANELのジャケットに30万出すなんて「頭おかしいかな?」って思った。
でも今は、その決断に1ミリも後悔してない。むしろ、あの1着が今のわたしの自信を作ったって言える。
この記事では、わたしが実際に経験してきた“高級ブランドデビュー”のリアルと、失敗も含めた選び方、20代だからこそ似合うブランドたちを紹介する。
高級ブランド服が20代女子に注目されてる理由
インスタ見てても、TikTok見てても、今の20代ってほんとにオシャレ。ZARAとかGUもいいけど、やっぱりどこかで「ちょっといい服着てみたい」って気持ち、あると思う。
ただの流行を追うより、自分の“軸”を持ったファッションに憧れたり、長く着られる一着を探したくなる年頃。それに、社会人として少しずつお金に余裕が出てきたり、仕事や恋愛の場面で「見た目の信頼感」って結構大事なんだなって思うようになる。
そういうときに、高級ブランドの服ってただのオシャレを超えて、“自分に自信をくれるもの”になるんだよね。
わたしの場合、最初は「見栄かな?」って思ったけど、実際に着てみたら全然違った。高級ブランドって、単に高いからカッコイイんじゃなくて、細かいディテールに魂込められてる感じがする。
ボタンの一つ、縫い目のライン、素材のツヤ感。それが全体の“空気感”を作ってくれて、周りの反応も変わる。会社の先輩に「今日すごく雰囲気いいね」って言われたとき、心の中でガッツポーズした(笑)。
高級ブランド服を選ぶ4つのポイント
1、素材とシルエットは絶対見る
ブランド服の本質はここにあると言っても過言じゃない。わたしは服を買うとき、必ず手で生地を触る。チクチクしないか、重さはあるか、落ち感はどうか。
例えばCHANELのツイードジャケット。あの独特のボリューム感と上品さは、写真じゃ伝わらない。試着して初めて「あ、これはずっと着たいやつだ」ってなる。
そしてシルエット。わたしは身長が低めだから、長めのコートとかだとすぐ“着られてる感”が出ちゃう。でもCELINEのトレンチは違った。肩のラインが絶妙で、腰の位置が高く見える作りになってた。
こういう細かい設計が、「ただの服」と「スタイルよく見える服」の違いなんだと思う。
2、使い回せるかどうか、脳内コーデしてみる
その場で「どの服と合わせられるか」を3秒で妄想するクセがついた。たとえば、白いロゴTならデニムにもスカートにも合うし、ジャケットのインナーにもなる。
わたしは以前、派手な柄のセリーヌのブラウスを衝動買いしたけど、1回しか着なかった。派手すぎて合わせにくかったし、「なんで買ったんだろ…」って思ってすぐフリマアプリ行き。結局、普段着とミックスできるかっていう“実用性”が一番大事。
3、「映える」より「長く着られる」
流行って怖い。去年の“映える”服が、今年着ると「ちょっと古い?」ってなる。でも、シンプルで上質な服って、流行に流されない。
わたしがずっと着てるのはCELINEのベージュのトレンチ。もう4年目だけど、古さを感じさせないし、むしろ着れば着るほど風合いが出てくる。襟の形とかボタンの配置とか、本当に飽きがこない。
一方で、派手な柄モノとかブランドロゴがドーンと入った服は、一瞬テンション上がるけど、冷静になると使いづらい。SNSで「可愛い!」って言われても、着ない服は意味がない。それなら、3年後も着られる服にお金使いたい。
4、ブランドの思想も見る
これは最近すごく大事にしてる視点。高級ブランドって、お金があるから買うんじゃなくて、“共感できるストーリーがあるから選ぶ”って感覚。
たとえばSTELLA McCARTNEYは動物性素材を一切使わないし、パッケージも再生可能素材にしてる。そういう「人としてかっこいい姿勢」を持ってるブランドが、着ていて誇らしいんだよね。
ディオールも、女性の強さや優雅さをテーマにしたコレクションが多くて、見てるだけで胸が熱くなる。わたしは「このブランドはどんな人を輝かせたいのか」って視点で見るようにしてる。
そうすると、買い物じゃなくて“自分へのメッセージ”として服を選べるようになるんだ。
20代女性に人気の高級ブランドTOP10(前半)
1. CHANEL(シャネル)
やっぱり王者の風格。シャネルは「上品=おばさんぽい」っていう偏見を吹き飛ばしてくれる。わたしが最初に買ったのはノーカラーのツイードジャケット。
見た目はクラシックだけど、白Tとスキニーと合わせるだけで一気に今っぽくなる。周りの反応もすごかった。「そのジャケットどこの?」って聞かれまくって、ちょっとした優越感だった(笑)。
正直、価格は高い。でも、着るたびに背筋が伸びるあの感覚は、他のどの服にもない。わたしにとっては、気持ちを引き締めてくれる“背中を押す1着”だった。
2. CELINE(セリーヌ)
今一番「20代が着てカッコいい」ブランドかもしれない。ロゴTシャツは定番中の定番。価格は高めだけど、わたしには何年も愛用するだけの魅力があった。わたしはもう5年着てるけど、洗ってもヨレないし、生地がどんどん肌になじんでくるの。
CELINEって、色使いも絶妙で、ベージュ・グレー・ネイビーあたりが本当に綺麗。
トレンチも名品。羽織るだけで「知的で自立した女性」に見えるっていうか、自分の中の“理想像”をまとえる感じ。わたしは5年近く着てるけど、今でもお気に入りとして活躍してる。
3. PRADA(プラダ)
ナイロンの王様。高級ブランドなのに、カジュアルに着られるってすごくありがたい。黒のシャツワンピは、仕事にも旅行にも使えて万能。わたしは出張にも持っていってる。軽くてシワにならなくて、しかもきちんと見える。まさに“働く20代女子の味方”。
あと、PRADAの服って、どこかに遊び心がある。ポケットの形だったり、ステッチの入れ方だったり。着てる本人が楽しくなれるって、すごく大事なポイント。
4. Dior(ディオール)
エレガンスの象徴。コスメや香水のイメージが強いかもしれないけど、服も本当に綺麗。わたしは試着だけで泣きそうになったことがある(笑)。
特にジャケットのシルエットが神がかってる。ウエストが自然にシェイプされてて、どんな体型でも“品よく美しく”見せてくれる。
今の目標は、30歳になる前にDiorのジャケットを買うこと。これは、ただの服じゃなくて「自分の人生に区切りをつける1着」になりそうな予感がする。
5. Loewe(ロエベ)
ファッション上級者の匂いがするブランド。形がちょっと変わってたり、切り替えが独特だったり、見るだけでワクワクする。わたしが試着したワンピースは、歩くたびに布のラインが変化して、「服って生きてるんだな」って思った。
スタッフさんの話を聞いて、職人の手作業の細かさに驚いたし、そこにちゃんとお金がかかってるんだって納得できた。自分がファッションに本気になれた瞬間だった。
6. Saint Laurent(サンローラン)
このブランドは、一言で言うなら「女の戦闘服」。黒を基調にしたアイテムが多くて、どれもシャープでかっこいい。わたしが買ったのは、細身のブラックジャケット。
これがまた“攻めのオーラ”すごかった。面接とか大事な会議の時に着ていくと、自然と声のトーンまで変わるんよ。「今日のわたし、強い」って感じ。
あと、スキニーデニムも超優秀。ストレッチが効いてて美脚見えするし、ポケットの位置も完璧。Saint Laurentって、男ウケとかより“自分が惚れる服”って感じで、気合い入れたい日に着ると背中押してくれる存在。
7. MARNI(マルニ)
このブランドとの出会いは完全に偶然。原宿のセレクトショップでたまたま見つけたニットが、他と全然違った。色合いが個性的で、パッと見「え?」ってなるんだけど、着るとハマる不思議。
わたしはMARNIのチェック柄シャツに一目惚れして買ったんだけど、着るたびに「それどこの?」って聞かれる。
派手に見えても、形がちゃんとクラシックだから着回せるし、何より“被らない”。周りと同じじゃつまらないって思うなら、MARNIは間違いなくアリ。
8. A.P.C.(アーペーセー)
これはミニマル派におすすめ。ロゴドーンじゃなくて、静かな存在感って感じ。わたしが持ってるのはシンプルなデニムジャケット。カジュアルなのに、縫製が丁寧で型崩れしない。
A.P.C.の魅力は「良い意味で普通」。でもその“普通”のレベルがめちゃくちゃ高い。毎日着ても飽きないし、どんなコーデにも溶け込んでくれる。ブランドに振り回されたくない人にはぴったり。
9. AMI Paris(アミ パリ)
ここ、実は知る人ぞ知る“コスパのいい高級ブランド”。フランス発で、若手デザイナーの感性が炸裂してる。
わたしはAMIのロゴスウェットを持ってるけど、ロゴが刺繍で上品、着心地も抜群。友達に「それ可愛い!どこの?」って聞かれて、ちょっと鼻高々だった(笑)。
ユニセックスなデザインが多いから、彼氏とシェアしてるって子もいたな。比較的手が届きやすい価格帯のものもあって、わたしはここから始めてみた。
10. Max Mara(マックスマーラ)
冬といえばここ。わたしが買ったのはアイコンの「テディベアコート」。ふわふわで包み込まれる感じ、まじで天国。しかもあの存在感で歩くと、街の景色が背景になるっていうか、ほんとに主役になった気分になる。
重そうに見えて実は軽いし、裏地もしっかりしてて暖かい。大人っぽくて上質、それでいて可愛げもある。冬服で「これがわたしのベストバイ!」って胸張って言えるのは、この1着だけかもしれない。
失敗しない!シチュエーション別コーデ事例
【通勤】CELINEのロゴTにジャケット、UNIQLOのテーパードパンツ。この組み合わせ、マジで最強。上だけブランド、下はプチプラで十分格上げされる。
【デート】PRADAのナイロンワンピ+LOEWEのバッグ+ZARAのパンプス。可愛さと大人っぽさのバランスが絶妙。
【女子会】Saint LaurentのジャケットにA.P.C.のデニム。アクセサリーをちょっと盛ると一気に華やかになる。
【旅行】Max Maraの軽めコート+AMIのスウェット+スニーカー。疲れないし写真映えもする、最強コンボ。
どこで買うのが正解?正規店・通販・古着比較
わたしが一番信頼してるのは、やっぱりブランド直営店。特に初めての一着は「店の空気」込みで買いたい。スタッフさんの話が面白いし、試着して「あ、これだ」って思える瞬間は最高。
でも通販もアリ。公式サイトなら在庫も多いし、返品対応もちゃんとしてる。ただし並行輸入は注意。安さだけに飛びつかず、信頼できるショップを選ぶのが大事。
古着も悪くない。表参道の古着屋でPRADAのレザージャケット掘り出したことあるけど、状態めちゃ良かった。大事なのは「信用できる店かどうか」。
まとめ|高級ブランド服は“自分に合う一着”が最強
高級ブランドの服は、ただのモノじゃなくて、自分を“誰に見せたいか”“どんな気分でいたいか”って気持ちを形にしたものだと思う。わたしはこれまでいろんな服を着てきたけど、やっぱり「背筋が伸びる服」が一番好き。
20代って、自分がどんな人間になりたいか迷う時期。だからこそ、その道しるべになるような一着を選んでほしい。高くても、似合ってなくても、最初はそれでいい。わたしも何度も失敗したけど、その分“わたしだけのブランド”が見つかった。
そして何より、着たときに「これがわたし」って思える服。そんな服に出会えたら、もう勝ち。