高級ブランド服 レディース 60代の私が本当に選んだ7着|上質と似合うの交差点で

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ラグジュアリーライフ

60代になって、クローゼットを見直す時間が増えた。
若い頃に選んでいた服と、今しっくりくる服。その違いは想像以上に大きかった。

でも、それは“妥協”じゃない。むしろ、今の私にしかわからない心地よさや美しさが、確かに存在する。
自分の体型や感覚にフィットする一着に出会ったときの高揚感は、年齢とともに深まっている気がする。

そんな日々の中で、私は“ある変化”に気づいた――。

高級ブランド服 レディース 60代が感じる“似合う”の変化

60代になって、「似合う」の基準が大きく変わった。
若い頃は、流行をなぞってれば“なんとなくイケてる”ように見えた。でも今は違う。流行だけを追っても、着せられてる感が出る。

逆に、似合ってないのに“高かったから”という理由で着続けるのも、自分にとってはちょっと違う。

私は昔、某ハイブランドのブラウスを「一生モノ」と思って買った。確かに縫製も生地も立派だった。だけど、いざ着るとなんだか浮いた。鏡の中の自分が“頑張ってる感”をまとってた。

そのとき思った。
上質=似合う、じゃないんだと。

年齢を重ねた今だからこそ、自分の肌の色、髪の量、姿勢の変化、そういう“リアル”と向き合うようになった。似合うって、自分の一部になれる服のことだと思うようになった。

私が惹かれた7つの上質ブランド

若い頃は「ハイブランド=ロゴが目立つ服」だと思ってた。今は違う。
むしろロゴがなければないほど良い。静かに、でもちゃんと美しい服を着たい。

そんな私が“自分の感覚”でたどり着いたのがこの7つ。

  • MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)
  • DRESSTERIOR(ドレステリア)
  • YOKO CHAN(ヨーコチャン)
  • A.P.C.(アーペーセー)
  • MaxMara(マックスマーラ)
  • HYKE(ハイク)
  • EPOCA(エポカ)

共通しているのは、“さりげなく上質”という点。
ガツンと高そうに見せるのではなく、触ったとき、動いたとき、自然な美しさが出る。
これは60代の身体にとって、かなり大きなポイントだと思う。

たとえばHYKEのコート。シルエットが絶妙で、私の猫背気味の姿勢にも馴染む。
EPOCAのニットもそう。見た目より軽くて、でも編み地がピシッと立つから、着ていてシャキッとする。

服が身体のラインを整えてくれる感覚。これ、50代後半から意識するようになった“新しい快感”だ。

体型と素材、選ぶときに大切にしていること

60代の体型は、たしかに20代の頃とは違う。
腰まわりに余分なお肉がついたり、上半身のラインが変化したり、腕が思った以上にしっかりしていたり。正直、昔のワンピースはほとんど入らない(笑)

でもそれを「年だから仕方ない」で終わらせたくなかった。

私は“隠す服”じゃなくて、“なじむ服”を探すようになった。
たとえば、少し張りのあるコットンやウールリネン。テロテロした素材より、布が形を保ってくれるから、逆に身体のラインを引き算してくれる。

あと、パンツはウエストが後ろゴムでもいい。でもヒップまわりのカットは妥協しない。
「楽だけど、ちゃんと見える」この両立を叶えてくれるブランドが、今の私の救世主だ。

昔は「どうにかして細く見せたい」だったけど、今は「自然に見える自分でいたい」。
そんな気持ちにシフトした。

普段着ときちんと服のバランスをどう整えるか

60代の今、私にとっての“おしゃれ”は「肩ひじ張らない品の良さ」になってきた。
昔みたいにパーティに行くことも減った。今はカフェで友人と会うとか、図書館で本を読むとか、そういう日常が主役。

でも、だからって「何でもいいや」にはなりたくない。
カジュアルとフォーマル、その中間。ちょっときれいめなシャツに、デニム。足元は革靴じゃなくても、ニュートラルカラーのスニーカー。

このバランスをとるのに、ブランド選びがめちゃくちゃ大事になってくる。

DRESSTERIORのジャケットは、そういう“間”にちょうどいい。
ワンピースの上に羽織ると、それだけで「ちゃんとしてる」感が出るのに、重すぎない。

何より、「この服、私のためにあるんじゃないか」って思える瞬間があると、背筋がすっと伸びる。
年齢を重ねても、自分がご機嫌でいられる服って、やっぱり必要なんだと思う。

小物の選び方で“若作り”にならないコツ

小物って難しい。特に60代になると、“気合い入ってる感”が出すぎると一気に浮くし、逆に控えすぎると重たく見える。これ、本当にバランス勝負だと思う。

私が気をつけてるのは、「キラキラしすぎない」「重くなりすぎない」の2つ。

たとえばアクセサリー。ゴールドの大ぶりネックレスを選ぶなら、服はあえてシャツ一枚で抑える。バッグはレザーだけど柔らかいトーンで統一する。

「高そうに見える」じゃなくて、「自然に見える」ほうを優先する。

若い頃は、ピアスにしてもネックレスにしても、“存在感命”だったけど、今は逆。たとえばA.P.C.のトートバッグみたいに、使い込んでるのに品がある小物って、すごく心地いい。

スカーフもそう。派手な柄よりも、ほんの少しだけ色を差すくらいの方が、顔がきれいに見える。

私はブルーベース寄りの肌なので、寒色系のストールがしっくりくる。若い頃はピンク系を好んでたけど、ある日ふと鏡を見て「なんか顔色が負けてる…?」と気づいた。それ以来、自分の肌色との相性にも敏感になった。

60代、引き算の美学ってやつかもしれない。足すより、減らして整える感覚。

百貨店・セレクトショップ・ネット、それぞれの楽しみ方

私は買い物に関してはけっこう“雑食”。
銀座の百貨店も行くし、代官山のセレクトショップも好き。
でも最近は、ネットもだいぶ使うようになった。

それぞれに良さがある。
百貨店は試着と接客がやっぱり安心。照明も鏡もきれいだから、試着したときの気分も上がる。

特にブランドショップの店員さんって、60代をちゃんと「買う層」として見てくれるところが増えてきた。これは本当にありがたい。

セレクトショップは、“自分の知らなかったブランド”との出会いが面白い。ちょっとマニアックだけど、こだわりが強くて、他人と被らない服に出会える率が高い。

ネットは便利。正直、昔は「サイズが合わなかったらどうするの…?」と怖かったけど、今は返品対応も丁寧だし、レビューも参考になる。最近はZARAやユナイテッドアローズのオンラインでも、意外と“アタリ”がある。

ただ、サイズ表記だけでなく、モデルの身長・着用サイズを見る癖はつけた。自分の体型に近い人がどう着てるか、これを見るのが一番早い。

結局、60代は「賢く、でも楽しむ」が一番だと思う。

買う前に考える、服との“長い付き合い”のこと

20代の頃は、「今の気分」で買ってた。
でも今は、「これ、何年着られるかな?」という視点が自然と出てくる。年齢だけの話じゃなくて、生活スタイルや着回し力も含めて。

私の場合、服を買うときにまず考えるのが、「どこに着て行けるか?」。

たとえばヨーコチャンのワンピース。上品だけど地味すぎない。これ一枚で、ちょっといいレストランでも、友人の誕生日会でもいける。そんな“汎用性の高さ”は正義だ。

あとは素材。洗えるかどうか、毛玉になりやすいかどうか。若い頃は、素材の特性なんて気にしてなかったけど、今は違う。手入れに手間がかかる服は、出番が減る。

気軽に着られて、でもちゃんとして見える服。このバランスは死守したい。

私が実践しているお手入れと保管の工夫

お気に入りの服は、できるだけ長く着たい。だから、洗濯と保管にはちょっとしたこだわりがある。

まず洗濯。基本的には“手洗いできるものしか買わない”がルール。でも、洗濯機を使うときは、必ずネットに入れて、おしゃれ着用洗剤で弱水流。これだけで生地の持ちが全然違う。

アイロンはできるだけかけたくないから、干すときにシワを伸ばして形を整える。スチームアイロンは便利。旅行にも持って行くほど。

保管は季節ごとに入れ替える。大事なのは“風通し”。クローゼットにぎゅうぎゅう詰めしない。ウールは虫よけシートとセット。

あと、たたむか掛けるかも大事。形が崩れやすいニットは、絶対にたたむ。ハンガーにかけたまま放置したせいで、肩がポコッと出ちゃったニット、泣く泣く処分したこともある。

こういう細かいことが、60代になってから妙に愛おしく感じるようになった。服って“着るもの”じゃなくて、“一緒に過ごすもの”なんだと実感するようになった。

「年齢に合う」ではなく「今の私に合う」を選ぶということ

私は“年相応”という言葉があまり好きじゃない。
それは“誰が決めたの?”って思ってしまうから。

たとえば明るい色のパンツ。
「もう年齢的に派手すぎるかな…」と思ったけど、試着してみたら思いのほかしっくりきた。

印象が明るくなって見えて、鏡の中の自分がちょっと嬉しそうだった。

それって“今の私に合ってた”ってことだと思う。

世の中には「60代はこうあるべき」みたいな無言の圧があるけど、それに合わせる必要はない。
むしろ、60代だからこそ、自分の感覚に素直でいたい。

私はこれからも、上質で、自分にフィットする服を選びたい。
ラグジュアリーでも、マニアックでも、プチプラでもいい。
「これ、私のためにある」と思える1着に出会えたら、それだけでその日はいい日になる。

まとめ

60代になって見えてきたのは、「似合う」って他人が決めるものじゃなくて、自分が心地よくいられるかどうかなんだということ。

高級ブランドの服も、小物も、誰かのためじゃなく“今の自分にしっくりくるもの”を選ぶ。そんな買い方が、年齢を重ねた今だからこそ、より自然にできるようになった気がする。

流行に乗るより、気分が上がる一着。
着こなしを盛るより、自分の輪郭になじむ一着。
それが「上質」と「自分らしさ」が交わる場所なんだと思う。

たとえ高価じゃなくても、自分の感覚にぴったり合う服と出会えた日は、ちょっと嬉しい。

これからも私は、そんなふうに服を選び続けていきたい。
「年相応」じゃなく、「今の私」に似合うものを、ちゃんと選べる人でいたいから。

 

 

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